ワールド・プロジェクト・ジャパン  〜 合奏音楽のための国際教育プロダクション 〜


バンドへの呼吸法指導

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吹奏楽団とビッグバンドの呼吸法指導



【インデクス】
ホテルのような学校で
大阪大学で呼吸法
富山県高岡工芸高校&大門中学校のレポート
横浜市立境木中学校のレポート
三重県高等学校吹奏楽連盟 第1回
三重県高等学校吹奏楽連盟 第2回
ヒトゴ/フタゴ/ミンジュウ
MP3デモ音源(ヒトゴ/フタゴ/ミンジュウ)
ミンジュウで入試を乗り切る
二人ひと組のペア〜アクターとウォッチャー




***

ホテルのような学校で

きのうは鎌倉でウォーター&ブレス講習会でした。
主催は鎌倉市中学校教育研究会音楽部会。音楽の
先生10名(みんな吹奏楽部顧問でもあります)を
対象とした研修の講師として招いていただきまし
た。

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01.肺と呼吸の関係、満息域、空息域、アサコ、フカコ
02.力みとはなにか
03.部位/方向/分量/時間
04.チャイルドタイム(のんびり)
05.ショルダリング(ON/OFF ぼと~)
06.筋肉と骨の役割分担
07.脛骨で立つ、うちくるぶし、足節、マジックコイン
08.フィッシュスイム(頸椎、胸椎、腰椎、肋骨の構造)
09.外柔芯剛(垂肩/重腕/芯を通す)
10.地節(6300km)
11.底節(会陰=えいん/ボトムアップ/ボトムダウン)
12.ボトミング(すいあげはきさげ、すいさげはきあげ、すいあげはきあげ)
13.三節直列(地節/足節/底節)
14.二人一組(アクター/ウォッチャー)で姿勢のチェック
15.垂肩、重腕、ウォーターバッグ、外柔芯剛、つるし、ずりおち
16.腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)、骨盤底筋群、腹横筋、横隔膜、腹腔の安定(息の支え)、肋間筋(外/内)
17.呼吸法1-2-3-2-1(ワンツースリーツーワン)、MOT(モット)
18.毎日のトレーニング(ヒトゴ/フタゴ/ミンジュウ)
19.パジャマで出かける呼吸旅行
20.四つの腹式呼吸(へこつつ/ふくつつ/ふくまま/へこまま)
21.随意と不随意(筋肉の分類/随意度/心は随意か/体性感覚)

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基本からていねいに説明し、身体への気づきを深め
ていただきました。

ところで、会場となった鎌倉市立第二中学校の校舎
は、今年2月に完成したウッディな内外装のすばら
しい建物でした。入口を入ると木の香りに包まれ
て、それだけでいい気分になります。

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朝日新聞神奈川版にもこんな記事が載ったようです。

「ホテルみたい」 木を生かした新校舎  鎌倉・第二中 2011年2月19日 asahi.com

旧校舎の周りにあった樹木や木造校舎の階段の一部を新校舎の板材として再生――。老朽化した木造校舎の趣を大事にして建設された鎌倉市の市立第二中学校(山田隆敏校長、150人)の新校舎が完成し、18日に市長や議員らが見学した。

第二中学校は鶴岡八幡宮から遠くない奥まった場所にあり、周囲を木々に囲まれている。新校舎の表玄関ともいえる生徒用出入り口の靴置き場に入ると、木の香りが漂う。

天井の一部にはヒマラヤスギが使われている。すぐ近くに設けられた展示・小集会用の交流ホールの天井も同じ仕様だ。職員室の前にある相談コーナーのテーブルや棚はイチョウ材。交流ホールの壁や1階と2階を結ぶエレベーターの脇などに設けられた案内板はサクラだ。
 
これらの樹木は旧校舎の周囲にあったが、新校舎建設のために伐採された。サクラは13本、ヒマラヤスギは4本、イチョウは2本が再利用されている。旧校舎の階段の踏み板97枚も展示棚に加工された。

鉄骨2階建て校舎や体育館延べ床面積5050平方メートルの外壁も、板材で覆われている。教室や廊下も木材が使われている。

今週、生徒は校舎内を見学した。「すごい」「ホテルみたい」。驚きの声があがったという。生徒は2009年9月から近くに設けられたプレハブの仮設校舎で勉強を続けている。2月28日に生徒は机といすを新校舎に運び込み、新校舎でのスタートである入校式をする。3月9日には3年生57人が新体育館で卒業式を迎える。

第二中学校の旧校舎は1954年に建設された木造。老朽化したため旧校舎を壊して現在地に建て替えることになった。2006年、学識経験者や学校、地域代表らによる改築検討協議会が設けられた。木造校舎の趣を最大限に生かしての建設が決まった。
(山元一郎)


「立ち」および「呼吸」という今日の基本編をベー
スに、もしまた次の機会があるなら「意識操作」や
「歩き」にチャレンジしたいと思います。

鎌倉の先生方にはたいへんお世話になり感謝です。
ありがとうございました。




***

大阪大学で呼吸法

<どうしてこんなにたくさんの学生が>
2009年6月20日(土)、大阪大学キャンパス内で
ウォーター&ブレス講習会を開催しました。

受講者は軽音楽部Swingのメンバーが中心ですが、
甲南大学、神戸大学、同志社大学などからも何名
か学生が参加。

驚くべきはその人数です。「自由参加」「有料」
にもかかわらず、80名もの学生が集まり、教室は
満員状態。しかもみんなモチベーションが高く、
発言や質問なども熱心でハイレベルなものでした。

今回の講習会を主催した藤林くん(マイミクのふ
じばさん)に「どうしてこんなにたくさん集まっ
たの?」と尋ねると、おもしろい答えが返ってき
ました。

阪大軽音楽部Swingおよびその一軍である The New
Wave Jazz Orchestra では、このところ身体の使
い方についての関心が高まっている。そのきっか
けは、ドラマーたちが「モーラー奏法」を取り入
れて成果を出していることだそうです。


<100年前のアメリカで>
モーラー奏法とは「腕自体の回転力を原理とする
奏法」であり、技巧派ドラマーのデイブ・ウエッ
クルが熱心に取り組んだことで知られる。また、
バディ・リッチのスティックワークは、ほとんど
がモーラー奏法によるものといわれます。

首都圏では K's Music でモーラー奏法を学ぶこと
ができるそうです。

ドラマーであり最近トランペットも始めた藤林く
んによると、モーラー奏法で習うこととタングマ
ジック理論とに共通点が多いので興味を持ったの
だとか。

タングマジックでいう「外柔芯剛」という身体の
使い方は、モーラーとまったく矛盾しない。重力
の影響を最大限に考慮して運動を組み立てる手法
も同じだそうです。

モーラー奏法のベースとなったジョージ・B・ブ
ルースの奏法原理は、約100年前に生まれたもの。
タングマジックでdrill#20先生から教授される金
管奏法も、やはり100年ほど前に活躍したハーバー
ト・L・クラークの教えを基本としています。

100年前のアメリカがすばらしかったというより
も、この100年間に人類はなにを失ってきたのか
という問いかけが切実かもしれません。

また同じ原理を、それよりもはるかに高いレベル
で、360年以上も前に宮本武蔵が「五輪書」で書き
残していたことにも目を向けるべきでしょう。
【参考】宮本武蔵は、なぜ強かったのか?


<未来は明るい>
これをポジティブにとらえることもできます。

20世紀後半から21世紀にかけて、生体力学や運動
生理学が飛躍的に発展したことで、人間の身体運
動に関する研究が進んだこと。

また情報化社会の到来により、古来「秘伝」「極
意」として秘匿されてきた情報にアクセスできる
ようになったこと。

さらに、それらの秘密情報に最先端の科学の光を
当てることで、日々多くの発見が蓄積されている
こと。

しかも、ヨーガ、気功、古武術、アレキサンダー
テクニーク、メディテーション、座禅、呼吸法な
どボディワークやメンタルワークに関心を寄せる
人口が世界中で増加していること。

大阪大学ウォーター&ブレス講習会に渦巻く熱気
は、変わりゆく世界の前衛(アバンギャルド)で
感じるエネルギーなのかもしれません。




***

富山県高岡工芸高校&大門中学校


楽器店ウィンズラボさんの企画によって、
富山県高岡市でウォーター&ブレス講習会
が実現しました。

場所:高岡工芸高校 

日時:2009年5月16日(土)

《午前の部》
09:00-12:00 講習(実習中心)
大門中学校約70名、高岡工芸高校約40名
(合計約110名)が対象。

《午後の部》
1330-1530 講習(講義+実習)
高岡工芸高校約40名が対象。

TM富山の荒木さん、TM金沢の中島さんも応援
にかけつけてくださって、内容の濃い講習会に
することができました。




の部
1JHSH.jpg

中学生と高校生110名を対象にした実習です。
二人ひと組のペアを作って、話し合ったり、
チェックし合ったりしながら進めます。

●力みとはなにか
●必要な力とはなにか
●コントロールとは(部位/方向/分量/時間)
●吸うことと吐くことはどちらが難しいか
●なにが呼吸を難しくしているか
●基本は「立ち方」
●二人ひと組でアクターとウォッチャー
●マジックコインで立つ  
●チャイルドタイム  
●ショルダリング
●身体に芯を通す
●三節直列
●フィッシュスイム
●水のような身体
●ボトミング
●四つの腹式呼吸
●1-2-3-2-1(ワンツースリーツーワン)
●MOT(モット)
●毎日のトレーニング
 ヒトゴ:ひとりの五分間
 フタゴ:ふたりの五分間
 ミンジュウ:みんなの十分間

自分で考えること、自分の身体を観察すること、
他人の身体を観察することなどを通じて、どん
どん思考力や観察能力を高めていきます。 

笑い声が満ち、和気あいあいとした雰囲気の中、
3時間の講習はあっという間に終了しました。




の部
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世の中で呼吸に関する情報が混乱している背景
には、間違った情報が流布していることに加え
て、あいまいな定義で非論理的な議論が交わさ
れていることもあると思われます。

正確な「事実」を知り、筋の通った「論理」で
呼吸を理解しない限り、迷信の壁を破ることは
できないと考えています。

そこで少し難しい内容ではありますが、高校生
には呼吸の基礎理論を講義することにしました。

●呼吸と重力の関係
●呼吸と骨格の関係
●呼吸と筋肉の関係
●呼吸と肺の構造の関係

これらをきちんと説明することで、午前中に実
践した個々のワークが、なにを目的にして作ら
れたものかを理解してもらいます。

●なぜ身体の「芯」が重要なのか

についても、力学的な実験と説明を試みました。

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さらに、ウォーター&ブレスのクライマックス
ともいえる呼吸法「ジェリーフィッシュ・フロ
ート
」も練習しました。これは説明に時間がか
かるため、タングマジック講習会には含まれて
いないデラックス版の呼吸法です。

かなり複雑で高度な呼吸トレーニングですが、
高校生たちの感想を聞くと、おもいのほか楽し
めたようです。体内圧力が次々と移動していく
ダイナミックさが快適だったのでしょうか。

いずれにしても、中学生や高校生という若い世
代の吸収力には驚かされます。朝はぎこちない
動きだった生徒たちが、夕方にはユラユラと水
にただよう海藻のようなフィッシュスイムをし
てみせていました。

ウィンズラボ谷口社長、高岡工芸高校吹奏楽部
の加藤先生、大門中学吹奏楽部の加納先生、TM
富山の荒木さん、TM金沢の中島さん、たいへん
お世話になりました。ありがとうございました。




***

横浜市立境木中学校



2008年3月8日、東戸塚にある横浜市立境木中学校
吹奏楽部(部員約90名)を訪ね、

 呼吸法ウォーター&ブレス

の講習会を開催。 指揮者の堺武弥 さんのご紹介で
この講習会が実現しました。

午後1時〜4時の3時間、はじめての中学生指導と
いうことで不安もありましたが、いざ始めてみる
と 実に楽しい会となりました。

顧問の榊原義将先生は、日頃から「きちんと発言
できる人間になる」ことを生徒に指導しておられ
るとか。その成果でしょう、生徒たちはみんな積
極的に講習に参加し、活発に発言してくれました。
ショルダリングの「ボト〜」も有声音で(笑)

管楽器だけでなく、打楽器や弦楽器にも役立つよ
うに身体の使い方、呼吸の仕方を説明しました。

●息が入るから肺が広がるのか
 肺が広がるから息が入るのか
●吸うことと吐くことはどちらが難しい
●なにが呼吸を難しくしているか
●力みとはなにか
●必要とはなにか
●コントロール(部位/方向/分量/時間)
●基本は「立ち方」
●二人一組で(アクター/ウォッチャー)
●マジックコインで立つ  
●チャイルドタイム  
●ショルダリング
●外柔芯剛
●三節直列
●フィッシュスイム
●ボトミング
●四つの腹式呼吸
●1-2-3-2-1(ワンツースリーツーワン)
●MOT(モット)

【独習用MP3音源】
ヒトゴ:ひとりの五分間
フタゴ:ふたりの五分間
ミンジュウ:みんなの十分間
※ヒトゴ/フタゴ/ミンジュウの解説はこちら

休憩はわずかに5分間。ほとんどぶっ通しの
楽しくて、活気に満ち、密度の濃い3時間でした。

近い将来、また講習する予定です☆

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***






三重県高校吹連 第1回



【2007年】

三重県高等学校吹奏楽連盟の補助で、桑員地区
(桑名市といなべ市)の高等学校4校の吹奏楽部
を対象に、呼吸法(ウォーター&ブレス)の指導
を行ないました。

以下は、2007年6月と10月の2回にわたって行なわ
れた講習会のレポートです。


【第一回:200人の「魚」たち】
2007年6月10日
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<一通のメールから>
三重県立桑名西高校の石田正寿先生からメールを
いただきました。石田先生は吹奏楽部の顧問で、
呼吸法にご興味をお持ちとのこと。

拙著「フレックス・タング・ビルド」をお読みに
なって、生徒とともに身体の使い方や呼吸について
学びたい、という講習会の依頼でした。三重県高等
学校吹奏楽連盟の補助で、桑名市といなべ市を合わ
せた 「桑員地区」の高校数校の吹奏楽部を対象と
した指導だそうです。

タングマジックと異なり、金管だけでなく、木管も
打楽器の生徒も参加します。しかも約200名一斉に
指導してほしいという要望。

嬉しい依頼に、二つ返事で引き受けました。


<200人フィッシュスイム壮観!>
そして6月10日、三重県へ行ってきました。名古屋
からJR在来線に乗り換えて桑名へ。会場は桑名高校
の武道場でした。

参加したのは、桑名高校、桑名北高校、桑名西高
校、いなべ総合高校という4校の吹奏楽部員および
顧問の先生方。総勢は約200名でした。

午後1時から6時まで5時間のウォーター&ブレス講
習会です。講義だけでは退屈だし、実習ばかりでは
疲れてしまうので、「講義」「話し合い」「発表」
「実習」「チェック」などをおりまぜながらのワー
クショップ形式をとりました。

200人でやるフィッシュスイムは壮観でした。ス
ケールの大きな映画、たとえば黒沢明の「影武者」
を見ているような気分!



<二人ひと組のペア>
基本は二人ひと組のペアを作って、お互いに意見を
言ったり、姿勢のチェックをするというワークでし
た。

まず最初に「力みとはなにか」について話し合うこ
とから入りました。5分ほど話し合っては、何組かの
ペアに内容を発表してもらう。この繰り返しです。

「力むとなにが不都合か」「必要な筋力とはなに
か」「どういう立ち方がよいか」「吸いと吐きはど
ちらが難しいか」「なにが呼吸をジャマしている
か」など、次々に出される問いに、ペアの相手を変
えながら話し合います。

こうしているうちに、姿勢や呼吸に対して、生徒た
ちの問題意識がどんどん育っていきます。自分がい
かに無自覚であったかに気づき始めるのです。


<アクターとウォッチャー>
話し合うだけでなく、お互いの姿勢をチェックし合
うことも繰り返しました。基本姿勢をとる側がアク
ター(行為者)、それを見てチェックする側が
ウォッチャー(観察者)です。

力みを取り去った立ち方ができるようになることも
大事ですが、他人の立ち方をチェックできるように
なることも重要な能力です。明日からは自分たちで
チェックし合いながら練習するのですから。

2〜3分ごとにアクターとウォッチャーを交代しなが
ら、相手の姿勢について気づいたことなどを発表し
ます。





【ヒトゴ/フタゴ/ミンジュウ】

<リードメッセージ>
この講習会は2回でワンセットです。6月に1回目、
そして10月に2回目を予定しています。今日の講習
を受けた生徒は、今日から10月までウォーター&
ブレスの練習を繰り返し、2回目の講習にのぞむ
わけです。

そこで、彼らの自習を助けるために、ウォーター&
ブレスのリードメッセージを録音し、CD-Rにして渡
しておきました。200人の一人ひとりがこれを使って
毎日練習できるように。

内容は以下の3種類です。

●ひとりの五分間(ヒトゴ)
 個人が毎日取り組むトレーニングです。五分間
 ワンセットで、一日に最低1セットは実践して
 もらいたいものです。
●ふたりの五分間(フタゴ)
 二人ひと組でチェックしあうトレーニングです。
 これも五分間でワンセット。ゲーム感覚で取り
 組める練習です。
●みんなの十分間(ミンジュウ)
 パート練習もしくは合奏練習を始める前に全員
 で十分間取り組むトレーニングです。
※独習用MP3音源はこちら

さあ、10月の再会が楽しみです♪






三重県高校吹連 第2回


【第二回:進化する「魚」たち】
2007年10月28日
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<三重県桑員地区>
以前『200人の「魚」たち』でご報告した高校生吹
奏楽部員を対象としたウォーター&ブレスの講習
会。三重県高等学校吹奏楽連盟の予算で桑員地区
(桑名市といなべ市)4校の吹奏楽部が、身体の使
い方や呼吸法を学びました。

6月10日に第一回を開催し、10月28日に第二回目の
講習会を行ないました。6月から4ヶ月あまりの期
間、多くの生徒たちがほぼ毎日ウォーター&ブレス
を実践してきました。


<アンケート調査>
第二回講習会を開催するにあたり、10月上旬にアン
ケート調査を実施しました。第一回講習会からの
変化や疑問点などを尋ねたものです。以下は生徒た
ちの代表的な声です。

<< 演奏に関係した効果 >>
●リラックスできて体が楽になった。
●フィッシュスイムがゆっくりできるように
 なった。
●力まないようになった。
●落ちついてゆったりした気分を感じるよう
 になった。
●肺活量がふえたと思う。
●パート内でピッチがあうようになった。
●長く息が続くようになった。
●高い音がでるようになってきた。
●長く吹き伸ばせるようになった。
●肩に力が入らなくなった。
●息が吸いやすくなった。
●息を出しつくすことができるようになった。
●打楽器の人が管楽器の呼吸法について考える
 ようになった。
●楽器によく息が入るようになった。 
●呼吸法が楽しくなった。     

<< 演奏以外の効果 >>
●持久走が楽に走れるようになった。
●力が入らなくなって動きやすくなった。
●立ってる姿勢が楽になった。
●肩こり楽になった。
●呼吸に気をつけるようになった。
●体がほぐれる感じがする。
●ゆらゆらして気持ちがいい。       
●のんびりできるようになった。    
●腹式呼吸ができるようになった。    
●体の骨が一つひとつ動いている感じ。    
●体に芯が通っている感じがわかってきた。 
●姿勢がよくなった。  
●何でも集中してできるようになった。     
●フィッシュスイムはどんなときでもリラックス
 することができる。  
●ダイエットになる。   
●意識しなくてもまっすぐ立てるようになった。 

<< よくわからないこと >>
●ボトミングがよくわからない。
●腹式呼吸の正しい方法。
●骨を1本1本動かすという意味が分からない。 
●マジックコインをちゃんと踏めているか。   
●MOTの最後の1拍で力まないでどうやって
 息をはききるのか。            
●どこに空気を入れていいのかわからない。
●チャイルドタイム中はどんな事を想像して
 おけば良いか。
●骨の位置、骨の名前がわからない。
●手順が難しい。
●パーカッション、弦楽器でも出来ることが
 あれば教えてほしい。


<背骨ぐにゃぐにゃ>
今回は第二回目の講習であり、4カ月の修練を積んだ
人たちが対象なので、内容をぐっと深く高度なもの
にしました。

若い高校生たちの飲み込みの早さなのか、とにかく
一回目とはまったく動きが違います。フィッシュス
イムでも特に難しい「胸椎」部分の動きも、かなり
細かくなめらかにできる生徒が何人もいました。

ウォーター&ブレス最大のクライマックスともいえ
る「SOシフト」にも挑戦。「背骨が私を動かす」
感覚も、彼らなら近いうちに体得することでしょ
う。

終了後、一人の男子生徒がニコニコしながら、
「この講習会は来年もあるんですか」
と尋ねてくれたのが印象的でした。


<全国へ広がる>
じつは、三重のレポートをお読みになったある方か
ら、東京でもこの講習会を開いてもらえないかとい
う問い合わせを頂戴しています。

フレックス・タング・ビルドを出版してから、身体
操法や呼吸法に関心をお寄せくださる方が増えてき
ました。金管、木管、打楽器はもとより、ヴァイオ
リニスト、ピアニスト、ヴォーカリストとの共同研
究も進めています。

ウォーター&ブレスやねこ気功がますます広まるこ
とを願っています。

(了)

***



【ミンジュウで入試を乗り切る】

アンサンブル・クリーニングでうかがったある高校
の吹奏楽部メンバーが、入試にミンジュウが役立っ
たというレポートを書いておられますのでご紹介し
ます。

埼玉県立大学 保険医療福祉学部 作業療法学科合格 Iさん


私は埼玉県立大学保健医療福祉学部作業療法
学科に公募推薦で合格しました。

高校に入ったころにはすでにこの大学を第一
志望校として考えていました。そのため、1
年のころから部活との両立を図りつつ、目標
は常に高い位置に定めて勉強してきました。

3年になってからは予備校に通い始め、10月
の文化祭までは部活には週に三日で出ていま
した。教科は英語、数学、小論の三教科を
取っていました。

特に小論の講座は医療系小論だったので、医
療系の大学に進むには必要な基本的な知識を
身につけることができ、とても役に立ちまし
た。

文化祭後は合格が決まるまで、休部という扱
いでいったん部活を離れ、受験勉強に専念し
ました。

夏休みに関して言えば、学校と予備校の夏期
講習で、部活には半分ほどしか出れませんで
した。私は公募推薦での受験を考えていまし
たが、落ちた時のことも考え、このころは推
薦の小論で必要な英語を中心に、センターに
向けた五教科分の勉強もしていたためです。

夏休み中に勉強時間がうまく取れないことを
部活のせいにはしたくなかったので、部活と
勉強はメリハリをつけて取り組んでいまし
た。(中略)

受験に関して、どうしてもお話したいことが
もうひとつあります。

公募推薦の試験当日、私は緊張したら負け
だっ、と自分に言い聞かせていました。周り
の人はガチガチでした。

そこで緊張しないためにやったことが、我が
部の部員ならば誰もが知っているあの極秘?
体操の『ミンジュウ』です

周りから見たらどんなにか怪しいことか。
しかし周りは緊張して参考書にかじりついて
いたのであまり見られていなかったはず。

とにかく、みんじゅうをやったことで自然と
緊張がほぐれ、落ち着いて試験に挑むことが
できました。これから受験が始まる後輩に
は、ぜひ試してみてほしいと思います。
(後略)

そういえばフィギュアスケートの浅田真央も、V3
を果たした全日本選手権のあと、深呼吸の効用につ
いて語ってましたね。

襲ってくる緊張感から救ってくれたのは、平常心を 保つために習得した"武器"の深呼吸だ。

「ギリギリまで自分の気持ちを落ち着かせて
いました」。演技に向かう直前、リンクサイ
ドのタラソワ・コーチと一緒に大きく息を
吸ってゆっくり吐く動作を繰り返した。

コールされてから演技開始までの持ち時間
1分をギリギリまで活用し、両腕を腰に置い
て再び深呼吸。

自分のペースをつくって、演技のミスを最小
限に食い止めた。
 
自分流のリラックス法は、真央が自らスポー
ツ心理学や自己啓発の書籍を読み込み、独学
で体得した。

(中略)

そんな姿に関係者は「氷上の練習だけでな
く、自分にプラスになることを何でも吸収し
ようとしている」と目を細める。

(中日スポーツ
 2008年12月28日 中谷秀樹)



では、みなさま、パジャマで出かける呼吸旅行
1分間の呼吸レッスンなどいかが?

投稿者 kurosaka : 2007年12月 6日