ワールド・プロジェクト・ジャパン  〜 合奏音楽のための国際教育プロダクション 〜


声楽家による体験レポート

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※呼吸法レビュー集はこちら




声楽家 平井香織さんのレポート
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ソプラノ歌手であり古くからの友人、高橋薫子さんが Facebook で載せていたことで知った 呼吸学校のこと。音大生やアマチュア合唱団の指導の時に腹式呼吸に関して伝えやすいヒ ントがあるかな〜自分自身の演奏にもプラスになる事があるかな〜という気持ちでの初参加が、その後の私の演奏に多大な影響を与えるという事をその時は想像だにしていなかっ た。

先ずは自己紹介で参加のきっかけや何を学びたいかなどを軽く喋る。チャイルドタイム・フ ィッシュスイム・ショルダリング・五節直列・ヒフミフヒ...基本的なエクササイズを一通り経験した後に再び感想を発言し合う時に、驚いた! 明らかに喋りやすい。声が出やすい。自分の頭の中に響くのだ!

その日はその感覚を早く試したくて帰宅後すぐにレッスン室に篭り様々な曲を歌ってみた。 全く喉が疲れないどころか、どんなに強い音を出しても身体全体の力みが一切無いのだ。

「骨で立つ」「三節を直列」「つるしとずりおち」 この3つの要素のおかげで普段より呼吸が深くなり、そこに身体の軸が整うことにより効率良く声を響かせる事が出来たのだと分析する。

その後は黒坂洋介先生著『呼吸を変えれば音楽は変わる!』を繰り返し読み、呼吸学校で学ばせて頂いたノウハウなどを自分流にまとめては指導や演奏の準備に活用させて頂いている。

以前のように対面でのセミナー(コロナ禍により休止)が開かれることを強く望むうちの一人です。きっとまた何か新しいヒントに出会えることを心待ちにしています。




声楽家 高橋薫子さんのレポート
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もともとはFacebookの記事で知っていたのですが、ある時教えている音楽大学の夏期講習で一般の生徒さんたちへの発声中心の講座をすることになってよい教材はないかなと色々探していて、やはりこれ、というのが黒坂先生の「呼吸を変えれば音楽は変わる!」でした。

それまでに私が体験的に知っていることをわかりやすく言語化してくれている事柄がたくさんあったこと、また練習の仕方も私がいつも求めている「音を出すための呼吸と表現のための呼吸を一致させる」という観点からも使いやすいものがあったので、試してみたら受講生も面白がってくれたのでした。

さて呼吸学校、実際に体験してみると同じ内容のことを繰り返す時にも自分の身体や感覚が変化していくことを感じ、ふた月に一度しかないのがもどかしいくらいです(笑)。

身体を訓練するということは頭で理解したことを身体が受け入れてデフォルトになるまで刷り込むことだと思います。だからこそ自然なものになる。レッスンでは今まで知っていると思っていたことが「やっぱり~。そうだよね。」と思えることと、「え~、全然逆だった!」みたいなことと(笑)、毎回楽しみながら再発見、新発見の連続です。教えるにあたっても色々なヒントがあって引き出しが増えてきました。

「意識と身体のリンク」を確実にしていくというのが私の目標で、道は遠いのですが寄り道や、道端の小花に目を細めるようなレッスンが楽しく、次のレッスンを心待ちにしています。



声楽家 三浦志保さんのレポート

大学の生徒さん(ミュージカルコースを教えています)たちへも、まずは頸椎のフィッシュスイムだけでもと取り入れ始めましたが、ここ最近は黒坂先生のガイド音声でミンジュウを発声前にやっています。それぞれに効果を感じているのかのりがいいからか、みんな「テレー」とか「ぼとー」とか嫌がりもせず言ってますw

先日はプライベートで教えているおばさまの生徒さんに、頸椎のフィッシュスイムをやっていただいていたところ、首回りが急に楽になり、声に余計な(?)大幅のビブラートがなくなりました!

私自身は毎日ミンジュウと自分なりのジェリーフィッシュ、続けているのですが、なんだか本当に好調です。姿勢がどんどん変わってきたような気がしますし、生まれて以来ずーっと幼児体形(ポッコリおなかでウエストのくびれ無し)だった私にウエストが現れましたw             

声に関していえば、フィッシュスイムで首回りの力みが抜けるようになるからか、このところ声が疲れづらくなりました。いままで「エイやっ!」と出していた高音が、スムーズに行くし、音程もよくなったような気がします(自分感覚ですが)。

ここまで来るのに私も、ヨガをはじめ、◯◯流呼吸法、バレエ、◯◯ワークなどいろんなものをかじってまいりましたが、こんな短期間で結果にコミットしたのは初めてです。ほんとうにめでたく、ありがとうございます。呼吸によって内側から働きかけるというのが良いようですね!    

また、大学附属の音楽教室でミュージカルクラスを受け持っておりますが、ジュニアクラスでもフィッシュスイムとショルダリングなどを取り入れてました。チャイルドがチャイルドタイム、なんて私が言ってますが、子どもたちにもなかなかウケてまして、おとなしくやってます。かわいいです。


三浦先生によるヒトゴ(ひとりの五分間)実演動画




M先生
(音楽大学声楽講師)

大学の生徒さん(ミュージカルコースを教えています)たちへも、まずは頸椎のフィッシュスイムだけでもと取り入れ始めましたが、ここ最近は黒坂先生のガイド音声でミンジュウを発声前にやっています。それぞれに効果を感じているのかのりがいいからか、みんな「テレー」とか「ぼとー」とか嫌がりもせず言ってますw

先日はプライベートで教えているおばさまの生徒さんに、頸椎のフィッシュスイムをやっていただいていたところ、首回りが急に楽になり、声に余計な(?)大幅のビブラートがなくなりました!

私自身は毎日ミンジュウと自分なりのジェリーフィッシュ、続けているのですが、なんだか本当に好調です。姿勢がどんどん変わってきたような気がしますし、生まれて以来ずーっと幼児体形(ポッコリおなかでウエストのくびれ無し)だった私にウエストが現れましたw             

声に関していえば、フィッシュスイムで首回りの力みが抜けるようになるからか、このところ声が疲れづらくなりました。いままで「エイやっ!」と出していた高音が、スムーズに行くし、音程もよくなったような気がします(自分感覚ですが)。

ここまで来るのに私も、ヨガをはじめ、◯◯流呼吸法、バレエ、◯◯ワークなどいろんなものをかじってまいりましたが、こんな短期間で結果にコミットしたのは初めてです。ほんとうにめでたく、ありがとうございます。呼吸によって内側から働きかけるというのが良いようですね!    

また、大学附属の音楽教室でミュージカルクラスを受け持っておりますが、ジュニアクラスでもフィッシュスイムとショルダリングなどを取り入れてました。チャイルドがチャイルドタイム、なんて私が言ってますが、子どもたちにもなかなかウケてまして、おとなしくやってます。かわいいです。


投稿者 kurosaka : 2022年10月29日