ワールド・プロジェクト・ジャパン  〜 合奏音楽のための国際教育プロダクション 〜


Middleton High School

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日程:2018年3月24日-28日
学校名:Middleton High School, ウィスコンシン州
http://www.mcpasd.k12.wi.us/mhs/
人数:35名-38名(ジャズバンドと吹奏楽/Wind Ensemble)

Wind Ensemble:
https://www.youtube.com/watch?v=0HpozdmEdH8
Wind Ensemble.jpg

Jazz Ensemble:
https://www.youtube.com/watch?v=X6lr8WEcGPQ
Jazz Band.jpg




<楽器編成>
Jazz Ensemble Instrumentation
2 Alto Sax
2 Tenor Sax
1 Bari Sax
1 Bass Sax (Only Used in Kenton Charts)
4 Trombones
4 Trumpets
3 Horns (Only Used is Kenton Charts)

Set Up1.jpg

Wind Ensemble Instrumentation Large Format
(The group will also perform small ensembles 9-12 Performers)
2 Flutes
2 Oboes
6 Clarinets
1 Bass Clarinet
2 Bassoons
4 Saxophones
4-5 Trumpets
4 Horns
3 Trombones
2 Euphoniums
1 Tuba
2-4 Percussion
Piano (Optional)

Set Up2.jpg



<学校紹介>
ミドルトン高校 Middleton High School
ウィスコンシン州マディソン郊外のミドルトン高校はバンドプラグラムが盛んです。300名以上の生徒が6つの吹奏楽団と5つのジャズバンドに参加しており、その音楽的な達成度は州内で高い評価を受けています。

当校のジャズバンド群は、ニューヨークシティのツアーから戻ったところです。ニューヨークではジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラおよびウィントン・マルサリスと共演しました。

彼らはニューヨークの名門ジャズクラブのひとつ「ディジーズ・クラブ・コカコーラ」で演奏する栄誉に浴しました。

当校ジャズアンサンブルは州内トップレベルを誇り、ウエイン・バージロン、アレン・ヴィズッティ、ザ・ジミーズ、ジャズ・アット・リンカーンセンターオーケストラなど、数々のグラミー受賞アーティストたちと共演しています。

当校吹奏楽団も国内有数のレベルを誇り、最近はニューヨーク・フィルハーモニックのメンバーと共演しました。これは全米から選ばれた20団体のひとつとして招かれて、カーネギーホールで演奏したものです。

吹奏楽団はジュリアード音楽院やイーストマン音楽学校とも共演や交流をしています。吹奏楽団は州および全米のコンベンションにおいてフィーチャーされたり、ブロードウェイ、メトロポリタン歌劇団、米海兵隊バンドThe President's Own、陸軍The U.S.Army Field Band、シカゴ交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニックなどのゲストアーティストとも共演を重ねています。

当楽団はこれまで2回、ロンドンのニューイヤーデー・パレードに招かれて演奏しています。



<指導者紹介>
Doug Brown headshot.jpg
ダグラス・ブラウン Douglas Brown
ダグラス・ブラウン先生はウィスコンシン州ミドルトンの出身で、音楽教育学の学士号をニューヨーク州ロチェスターにあるイーストマン音楽学校で取得。在学中にはジョン・ベック、ビル・カーン、ラス・カーンの各氏に師事しました。

ロチェスター地区周辺やウィスコンシンにおいてプロ奏者として活動。Beloit Janesville交響楽団の主席打楽器奏者を勤めました。イーストマン在学中に、ブラウン先生はイーストマン吹奏楽団および同学交響楽団とともに市内学校を訪問するプログラムを設立しました。ブラウン先生は、ロチェスターのUrban Choice Charter Schoolで音楽一般を教え、またイーストマン・コミュニティ音楽学校でも早期幼児音楽教育に携わりました。

2008年、修士号を取得するために、ルイジアナ州立大学でフランク・ウィックス氏に師事し吹奏楽指揮を学びました。在学中に準学士指揮者として吹奏楽団を指揮し、同学タイガー・マーチングバンドの指導助手を勤めました。

ブラウン先生は指揮や演奏を通じて、ジョセフ・シュワントナー、ビル・コンティ、スティーブン・スタッキー、ジョン・マッキー、ロルフ・ルディン、マーク・スカターデイ、ドナルド・ハンズバーガー、フレデリック・フェネルなど、数多くの作編曲家とともに仕事をしてきました。

また、ビル・カーン、ボブ・ネッカー、ネクサス・パーカッション・グループ、クロウマータ・パーカッション・アンサンブル、ブライアン・ショー、ブレット・ウィリアム・ディーツ、アレン・ヴィズッティなど、たくさんのゲストアーティストとも楽しく仕事をしてきました。

ブラウン先生はイーストマン吹奏楽団、ルイジアナ州立大学ビッグバンド、室内ジャズアンサンブル、パーカッションアンサンブルの学生指揮助手を勤め、さらにサウスイースト地区ホルンカンファレンスにおいてルイジアナ州立大学ホルン・アンサンブルの専任指揮者も勤めています。

最近はハーバード教育大学院において、ヨーヨー・マとシルクロード・アンサンブルとも仕事をしています。このプログラムを完成したのち、ブラウン先生は高校生アンサンブルを組織し、ニューヨーク・フィルハーモニックのゲスト奏者を招いて、カーネギーホールで指揮しました。

現在はペップバンドおよびジャズスタディーズの指揮者であり、ミドルトン高校バンドの共同指揮者でもあります。ブラウン先生はミドルトン高校およびマディソン地区の音楽シーンに積極的に関わっています。



ジェームズ・カールトン・ロー James Carlton Rowe
ジェームズ・カールトン・ロー先生(愛称はカール)は、バージニア州ノーフォーク生まれ。ジョージア州に移り、11歳のときにトランペットを学び始めました。アトランタシンフォニーのトロンボーン奏者リチャード・ハンズベリー氏と同楽団の主席トランペット奏者ジミー・テイラー氏に師事。バージニアで高校を卒業し、ジョン・デリオー氏に師事。

シェナンドー大学で音楽教育学士号を取得。国立バレエ団主席トランペット奏者エド・クーパー氏に師事。ワシントンDCのアメリカカトリック大学でワシントン・ナショナル交響楽団主席トランペット奏者ロイド・ガイスラー氏に師事し、音楽演奏修士号を取得。

同学を1971年に卒業すると、ロー先生は3番コルネット奏者として米海兵隊バンドThe President's Ownに入隊しました。入隊3年目に主席トランペット奏者となり、1993年まで19年間そのポジションを勤めました。ホワイトハウス管弦楽団の主席トランペット奏者も勤め、訪れる首脳陣や高官のために演奏しました。また、フランク・シナトラ、ビバリー・シルズ、ジョニー・マティス、ハリー・ジェームズ、レナード・バーンスタイン、イツァーク・パールマンなど、数多くの音楽家と共演してきました。

米海兵隊バンドThe President's Ownを除隊してからは、ワシントンDCのフリートランペット奏者として、National Philharmonic Orchestra、the Chesapeake Orchestra、the Baltimore Opera、the Baltimore Chamber Orchestra、the Kennedy Center Opera、the National Symphony Orchestra、Harrisburg Symphony、the Maryland Symphonyなどで演奏してきました。

2003年から2013年までは、シェナンドー大学でトランペットを教えました。ワシントン・シンフォニック・ブラスのメンバーとしても3枚のCDに参加しています。ブラス・バンド・オブ・バトル・クリークの4枚のCDにおいては、Ebソプラノコルネット奏者として演奏しています。ボウイ・ブラスとも2枚のCDをレコーディングしています。

1996年にニュー・スーザバンドの団員として日本ツアーを行ない、その後も同バンドで演奏を続けています。同バンドの2010〜2011年の中国ツアーではソロコルネットを担当し、2015年8月にはアイオワ州でもコンサートを行ないました。2015年8月コロラド州シルバートンのブラスバンド・フェスティバルでは、ソロコルネット・セクションで演奏しました。



<ゲストアーティスト>
アレン・ヴィズッティ Allen Vizzutti
アメリカ生まれ。世界60カ国以上の国、全米のすべての州において、クラシックおよびジャズのアーティストとして多数のアーティストと共演するほか、世界中のオーケストラ公演やテレビ番組、ジャズクラブなどにゲスト出演するなど精力的に活動を続けています。

卓越した技術による演奏は『スター・トレック』『バック・トゥ・ザ・ フューチャー』『ヘイロー』『メダル・オブ・オナー』など、150以上もの映画やゲームのサウンドトラックで聴くことができます。

作曲家としても活躍し、手がけた作品はロサンゼルスフィルハーモニック、ブダペスト放送交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、ニュルンベルグ交響楽団、ミネソタ管弦楽団、サミット・ブラス、米国海軍空軍バンドなどにより初演されています。

後進の指導にも情熱を注ぎ、「アレン・ヴィズッティ・トランペット・メソッド」はトランペット教材のスタンダードとなっています。

Allen Vizzutti "Fire Dance"
https://www.youtube.com/watch?v=FI6v28R0P-M

投稿者 kurosaka : 2017年12月 7日