ノーザンシドニー吹奏楽団
ノーザンシドニー・シンフォニック・ウィンドアンサンブル
NORTHERN SYDNEY SYMPHONIC WIND ENSEMBLE
2016年12月9日〜14日
到着 2016.12.9
静岡公演 2016.12.10
箱根 2016.12.11
平和記念公園 2016.12.12
広島公演 2016.12.13
大阪公演 2016.12.14
プロフィール
NSSWE一行43名(生徒40名+大人3名)はシドニーから早朝の羽田空港に到着。ツアーマネージャーは「東洋の真珠」という異名を持つベテランの山中はるみさん。
明治神宮、浅草、ソラマチ、東京都庁などを見学し、ホテルへチェックイン。夕食は、お台場アクアシティのTHE OVENにて。
レインボーブリッジの夜景が美しい!
さあ、明日から静岡、広島、大阪、京都と日本ツアーの始まりです。
静岡公演 2016.12.10
静岡学園・静岡英和女学院・NSSWE合同演奏会。会場は静岡英和女学院の礼拝堂。
静岡到着後、まずNSSWE(ノーザンシドニー吹奏楽団)は軽く音出し。つづいて山下篤先生によるワークショップ。曲はChildren's March (Percy Grainger)。
さらに3団体で合同曲の練習。
第1部:静岡英和女学院(指揮:足立 正)
センチュリア
The Water Is Wide
君の瞳に恋してる
第2部:静岡学園(指揮:山下 篤)
ストラクチュアII
アロハ・エ・モコ・マイ
小さな恋の歌
第3部:NSSWE(指揮:Patrick Brennan)
Magic of This Dawn (Chris Sainsbury)
October (Eric Whitacre)
Children's March (Percy Grainger)
第4部:3団体合同演奏
Waltzing Matilda(指揮:Brennan)
宝島(指揮:山下)
終演後、新静岡セノバの自然食ビュッフェ「ぶどうの丘」で交流パーティー。演奏も交流も盛り上がりました。
今日のノーザンシドニー吹奏楽団一行は箱根観光。天気には恵まれました。
芦ノ湖遊覧船に乗り、ロープウェイで駒ケ岳山頂へ。山では小雪がちらつくも、絶景を楽しむことができました。
美味、燻製たまご。
平和記念公園 2016.12.12
NSSWEは新幹線で静岡を発ち、一路広島をめざします。
原爆ドームに立ち寄り、平和記念資料館で映画や展示を鑑賞。
そして鯉城(広島城)へ。このお城にちなんで「広島カープ」と命名されたんですね。
ホテルへチェックインして、夕食は「ひろしまお好み物語 広島駅前ひろば」でお好み焼きを楽しみました。
ノーザンシドニー吹奏楽団、午前中は宮島見学。鹿とたわむれ、厳島神社を参拝。焼き牡蠣、あなご丼、もみじ饅頭などなど、楽しさいっぱいです。
午後は広島修道大学附属鈴峯女子中学校高等学校 へお邪魔して、吹奏楽部との交流演奏。まずは親睦を深めるために折り紙で「兜」「手裏剣」などを教えてもらいました。
音楽室で軽くリハーサルして、講堂で演奏。OGの今田咲夢(さくら)さんがピアノで参加してくださいました。
第一部:NSSWE(指揮:Patrick Brennan)
Give Us This Day(Maslanka)
Magic of This Dawn(Sainsbury)
October(Whitacre)
Children's March(Grainger)
第二部:鈴峯女子中学高校(指揮:宇根岡俊二)
アルヴァマー序曲(Barnes)
海の歌(Mitchell )
前前前世(野田洋次郎)
Let It Go(Anderson-Lopez)
第三部:合同演奏
Waltzing Matilda(指揮:Patrick Brennan)
Amazing Grace(指揮:宇根岡俊二)
限られた時間ですが暖かく歓迎していただき、濃密な交流演奏会になりました。
大阪公演 2016.12.14
NSSWEは新幹線で広島を発ち大阪へ。新大阪駅からバスで大阪学芸高校をめざします。合同曲の練習をしてから、交流演奏会の始まりです。
最初はノーザンシドニー吹奏楽団の演奏。大阪学芸高校からトラでトロンボーン2名、テナーサックスとユーフォニアム各1名にも加わってもらいました。
Shepherd's Hey
Give Us This Day
Magic of This Dawn
October
Children's March
続いて大阪学芸高校吹奏楽部150名の演奏。
Shine Down
リトルマーメイド・メドレー
彗星(サックス四重奏)
ブラスオクテット( 金管八重奏)
ドリカム・メドレー
Applause
故郷の空 in Swing
そして2楽団合同の大合奏です。
Waltzing Matilda(指揮:Patrick Brennan)
宝島(指揮:小本和志)
それぞれのバンドがたっぷりと時間を使って演奏。終演後、わずかな時間でしたがパートに分かれて話し合ったり写真を撮る交流タイムを設けました。
「ハリー・ポッターに出てばっかりやん」という女子生徒の発言も飛び出し、大いに盛り上がりました。
大阪学芸高校に別れを告げ、NSSWE一行はバスで京都へ。明日12月15日(木)は金閣寺、清水寺など丸一日京都観光を楽しみます。
交流先のみなさまにはたいへんお世話になりました。おかげさまでツアーは大成功。日本の吹奏楽への真摯な取り組みがNSSWEには感動的だったようです。この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
ノーザンシドニー吹奏楽団は、12月16日(金)の午後、伊丹空港から羽田へ向かい、国際線に乗り継いでシドニーへと帰国します。
(了)
NSSWE(ノーザンシドニー・シンフォニック・ウィンドアンサンブル)は、学校のバンドプログラムをさらに探求したい生徒たちのために、アーティスティック・ディレクターのPatrick Brennan によって2010年に設立されました。
そのときから私たちは、情熱、信念、そして誠実さをもって音楽で自己表現する若者の気風をベースに、地域有数の大きな文化組織に成長してきました。NSSWEのプログラムには200名を超える生徒が参加しており、4つの吹奏楽団と4つのビッグバンド、初心者向けの入門バンドが組織されています。
メインバンドである「シニアウィンドアンサンブル」は15〜19歳の生徒によって構成されています。彼らはグレード5レベルの幅広い吹奏楽曲レパートリーを演奏します。
北部シドニー地区の50以上の学校からオーディションを経たメンバーが当楽団に入っています。当楽団はクラシック、ポップス、映画音楽、ジャズなど幅広いジャンルの高難度の吹奏楽曲をレパートリーとしています。好んで演奏する曲には、Alfred Reed、Steven Reineke、Rossano Galante、Leonard Bernstein、Frank Ticheli、そしてMark Camphouseなどの作品があります。
ふだんは地域のイベントなどで演奏していますが、毎年、独自の演奏会も主催。シドニー地区の学校バンドでは大きな行事となっている9月のNSSWE春季音楽祭では、Chatswood のConcourse Performing Arts Centreを会場に、30団体1300人以上の演奏者が5公演を行なっています。
私たちのビッグバンドは有名なマンリー・ジャズ・フェスティバルの出演バンドにも選出されたことがあります(2012、2013、2014年)。当楽団はオーストラリア内外でツアーを行っています。これまでにゴールドコースト、メルボルン、スノウイーマウンテン、ニュージーランド、アメリカなどで演奏してきました。
投稿者 kurosaka : 2016年2月16日