ワールド・プロジェクト・ジャパン  〜 合奏音楽のための国際教育プロダクション 〜


21世紀の仰げば尊し

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イラスト:松本美樹



学園
作詞:水行末
作曲:H.N.D.

※歌と演奏:蓬-よもぎ-(試聴できます)
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信じる心の 美しさは
ときには だれかを 傷つけると
あなたと 語った 桜の道
とまどい ときめき 眠れぬ夜

いつでも なにかに 腹を立てて
ちいさな 自分を なげいていた
まぶしい 日ざしと 青い空が
せつなく はがゆく 苦い涙

読み 書き 考え 走り 笑い
歌って 話して 黙りこんで
夕日が 映した 長い影を
見つめた 時間の そのゆたかさ

かたちは いつでも ただのかたち
見えない ものこそ 宝になる
冷たい空気も 肌にきざみ
出会いと 別れの 学びの園



最近、あまり歌われなくなった「仰げば尊し」ですが、
私(水行末)は、この歌のメロディが好きなんです。
たしかに歌詞はわかりにくいし、内容的にも時代とあ
わないかもしれません。でも、こういう美しい旋律を
歌い継いでいきたいなと思うのであります。

そこで、たいへん僭越ながら、作詞家としての水行末
がひとつのチャレンジとして、この名曲に新しい歌詞
を付けてみました。

あ、これが決定版だなどと言うつもりはありませんよ。
ひとつの試作品として、これくらい自由な発想をして
みてはどうかなという提案です。

各学校で歌詞コンテストを開いて、自分たちだけのオ
リジナルの「Song for the Close of School(後述)」を
作ればいいんじゃないでしょうかね。



【解説】wikipediaより抜粋
長い間、作者不詳の曲とされていた「仰げば尊し」。
2011年1月に、桜井雅人・一橋大学名誉教授がその
謎を解きました。「Song for the Close of School」
という同じ旋律の楽曲が、1871年に米国で出版され
た楽譜に収録されていた事実をつきとめたのです。
作曲者名は「H.N.D.」となっています。

「仰げば尊し」は1884年(明治17年)に文部省唱歌
として発表されました。卒業生が先生方に感謝し、学
校生活を振り返る内容の歌で、明治から昭和にかけて
は卒業式で広く歌われました。


仰げば尊し
【動画】仰げば尊し ジェイド・イン


仰げば 尊し 我が師の恩
(おしえ)の庭にも はや幾年(いくとせ)
思えば いと疾(と)し この年月
今こそ 別れめ いざさらば

(たがい)に睦(むつみ)し 日ごろの恩
別るる後(のち)にも やよ 忘るな
身を立て 名をあげ やよ 励めよ
今こそ 別れめ いざさらば

朝夕 馴(なれ)にし 学びの窓
蛍の灯火 積む白雪
忘るる 間(ま)ぞなき ゆく年月
今こそ 別れめ いざさらば


戦後、この歌詞が「教師を崇めることを強要するもの
だ」「立身出世を奨励する」「文語のため児童・生徒
には分かりにくい」などの理由から、徐々に卒業式で
歌うことが敬遠され始めました。

余談ですが、児童文学者の藤田圭雄はこの歌詞を現代
風に書き換えましたが、あまり普及しませんでした。
以下は藤田圭雄バージョン。

胸にはハンカチ 肩に鞄  
泣いたり騒いだ あのころから 
いろいろありがとう この年月 
先生さよなら お元気で

❑きゃたりうむ出版連絡先

投稿者 kurosaka : 2011年2月 4日