ワールド・プロジェクト・ジャパン  〜 合奏音楽のための国際教育プロダクション 〜


真夏のマンリーから

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マンリー・セレクティブ・キャンパス
ウインドアンサンブル&ジャズアンサンブル
日本公演レポート 2009.1.15-26

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夏から冬! 2009.1.15
ミレニアムホール 2009.1.16
ふれ愛コンサート 2009.1.17
教会にJAZZが来た! 2009.1.18
東京フリー 2009.1.19
夢と魔法の王国 2009.1.20
京都へ 2009.1.21
琵琶湖畔にて 2009.1.22
冬の京 2009.1.23
京都でフリー 2009.1.24
京都会館 2009.1.25


【MANLY NEWS】夏から冬! 2009.1.15

<マンリーの高校生>
オーストラリアのシドニー郊外にある美しい観光
地マンリー(Manly)。ジャズ・フェスティバルで
も有名な町です。

真夏のマンリーから真冬の日本へ、ハイスクール
バンド一行約50名が到着しました。昨夜シドニー
空港を飛び立ち、今朝6時4分に成田空港着。マン
リー・セレクティブ・キャンパス(MSC = Manly
Selective Campus)という学校の吹奏楽団とジャ
ズバンドです。行程は以下の通り。

1月15日(木) 
 朝、成田空港到着〜都内見学。
1月16日(金) 
 台東区ミレニアムホールで東京大学吹奏楽部
 と合同演奏会。
1月17日(土) 
 八王子市民会館でNew Yearふれ愛コンサート
 に 出演。片倉高校、八王子高校の吹奏楽部と
 共演。
1月18日(日) 
 港区の聖アンデレ教会でビッグ・ウィング・
 ジャズ・オーケストラと共演。
1月19日(月) 
 都内でフリータイム。
1月20日(火) 
 東京ディズニーランドで演奏。
1月21日(水)
 新幹線で滋賀県へ移動。高島市ガリバーホール
 で高島学校吹奏楽部と交流練習。
1月22日(木) 
 滋賀県高島市ガリバーホールで高島高校吹奏楽
 部と合同演奏会。
1月23日(金)
 京都観光。
1月24日(土)
 京都でフリータイム。
1月25日(日)
 京都会館で京都ビッグバンド・フェスティバル
 に 出演。※ビッグバンド・フェスティバルと
 いって もジャズではなく吹奏楽の演奏会です。
1月26日(月)
 夜  関西空港からシドニーへ向けて出発。


<東京観光>
1月15日。私(黒坂)は午前3時起床。東京駅から
エアポート成田号の始発に乗って成田空港へ向か
います(MSC一行の到着便が午前6時頃ですから、
こういう時間の出迎えになるんです…)。

ナイトフライト、しかも真夏から真冬への移動に
もかかわらず、空港ロビーに出てきた一行はとて
も元気です。トラックに荷物を積み込み、バスで
都内へ移動。

まず向かったのは新宿の東京都庁舎。屋上の展望
台から東京全景を見るためです。冬のよく晴れた
日。富士山もくっきり見えて絶景でした。

続いて原宿、表参道、青山通りなどを経て、秋葉
原をまわって浅草へ。ここでしばらく自由時間を
とってランチタイムです。浅草寺境内はまだお正
月モードで、たくさんの出店がにぎやか。あまざ
け、かるめ焼き、もんじゃ焼き、おでんなどなど
楽しい雰囲気です。

浅草をあとにしたMSC一行は、宿泊先となる池袋
のサンシャインシティプリンスホテルへチェック
イン。しばしの休憩です。


<レセプション>
マンリーの姉妹都市は東京都台東区。今夜は台東
区国際交流委員会(TICC)主催の歓迎レセプショ
ンです。会場は上野の東京芸術大学食堂。

出席者は、TICC会員のボランティアスタッフ、明
日共演する東京大学吹奏楽部から5名のメンバー、
そして私たちMSC一行です。

食事をともにしながら気ままに歓談。台東区とマ
ンリーの交流史に新たなページを付け加えるにふ
さわしい、明るくて活気のあるてアットホームな
パーティーでした。

しめくくりにオーストラリア第2国歌ともいわれる
「ワルツィング・マチルダ」を合唱。最後は三本
ジメで日本風にお開きです。

明日は、台東区ミレニアムホールで東京大学吹奏
楽部とMSCの合同演奏会が開かれます。入場無料。



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【MANLY NEWS】ミレニアムホール 2009.1.16

<姉妹都市で奏でる>
マンリー・セレクティブ・キャンパスの最初のコ
ンサートは、東京大学吹奏楽部との合同演奏。会
場はかっぱ橋道具街の北端にある台東区生涯学習
センター内ミレニアムホールです。

キャパ300席の小さなホールですが、音響は抜群。
ステージや楽屋も使いやすく、高い満足度が得ら
れます。TICC(台東区国際交流委員会)のご尽力
により、この会場を提供していただきました。

共演する東京大学吹奏楽部は、1971年創部。東京
近郊のさまざまな大学のメンバーが集まるインカ
レサークルで、独自の演奏会を中心とした活動を
しています。2003年はニューヨークのカーネギー
ホールで演奏するなど、国際交流にも力を入れて
います。

第一部 マンリー・セレクティブ・キャンパス
●ウインドアンサンブル(吹奏楽)
指揮:マーク・ブラウン
1.R.P.M
2.Huapango
3.Childrens March
4.Fantasy on A Japanese Folk Song
5.The Man from Snowy River
6.Explosive
●ジャズアンサンブル(ビッグバンド)
指揮:クレイグ・ドリスコール
1.Just Joshin
2.This Madness Called Love (vocal)
3.Pitt Street
4.Where's Matilda
5.Hello
6.First Circle

第二部 東京大学吹奏楽部
指揮:楠山光彦
1.ディズニー・ファンティリュージョン!
2.崖の上のポニョ
3.民衆を導く自由の女神

第三部 日豪合同演奏
1.ワルツィング・マチルダ(マーク・ブラウン)
2.ワルツィング・マチルダ(楠山光彦)

TICCのみなさんの強力なサポート、東京大学吹奏
楽部の献身的な協力、ミレニアムホールのスタッ
フの柔軟な対応、そしてお客様の暖かい拍手のお
かげで、コンサートは大成功。みんなで力を合わ
せて、実のある国際交流イベントができました。

2人の指揮者によるマチルダの演奏聞き比べも、な
かなか楽しいものでした。演奏会終了後、ステー
ジ上で両バンドのメンバー同士が語り合い、写真
を撮影し、短い時間ではありましたが友好を深め
ました。みなさん、おつかれさまでした。

明日は八王子市民会館で東京八王子北ロータリー
クラブ主催の「New Yearふれ愛コンサート」に出
演させていただきます。



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※写真提供:東京八王子北ロータリークラブ

【MANLY NEWS】ふれ愛コンサート 2009.1.17

<We Love 八王子>
東京八王子北ロータリークラブ主催「子どもたち
に夢を New Year ふれ愛コンサート」のご招待
で、マンリー・セレクティブ・キャンパスもこの
大きなステージで演奏させていただくことになり
ました。

もともとは全日本吹奏楽連盟の平松久司理事長か
ら、高瀬新一郎先生(八王子高校)および馬場正
英先生(都立片倉高等学校)にマンリーのことを
ご紹介いただいていたのが、このプロジェクトの
はじまりでした。

平松理事長はもともと京都府吹奏楽連盟の理事長
で、マンリーが今回のツアーの最後に出演させて
いただく京都ビッグバンド・フェスティバルへの
ブッキングにもご尽力いただきました。

平松先生から高瀬先生へ、高瀬先生から八王子北
ロータリークラブへとご紹介くださり、マンリー
の出演が実現しました。

今日のコンサートはたくさんの出演者があり、7部
構成の大がかりなものでした。


第1部
 青少年交換学生によるソーラン節
 開会宣言
 来賓紹介
 主催者&来賓挨拶
第2部
 都立片倉高校吹奏楽部
第3部
 小さな親善大使:青少年交換留学生スピーチ
第4部
 マンリー・セレクティブ・キャンパス
第5部
 NPO法人ワークセンター&ローターアクトによる
 「今日のプレゼントはなあに? 見て!聞いて!!
 ふれて!!!」
第6部
 私立八王子高校吹奏楽部
第7部
 片倉高校、八王子高校、マンリーによる合同演
 奏(ワルツィング・マチルダ/空より高く)


約2000人を収容する八王子市民会館は2階席までほ
ぼ満席。このコンサートが新年を祝う一大イベン
トとして地元の方々に愛されていることがわかり
ます。

お昼ご飯には主催者から手作りのおにぎりが支給
され、マンリーの生徒たちは「ふだん着の日本」
を味わうことができました。

マンリーの演奏曲目は以下のとおり。

ウインドアンサンブル
1.RPM
2.The Man from Snowy River
3.Explosive
ジャズアンサンブル
4.Sir Duke
5.First Circle

きのうの東大吹奏楽部に続き、片倉高校も、八王
子高校も、「崖の上のポニョ」を演奏(このあと
京都でも演奏する団体があるようです)この曲の
人気は絶大ですね◎

大盛況のうちに幕を降ろしたふれ愛コンサート。
終演後、スタッフと出演者はロビーに集まってミ
ニ交流会です。主催のロータリークラブさんから
は、なんと出演の謝礼までいただくサプライズ。

八王子高校の生徒たちは合唱で、片倉高校は歌と
ダンスで、そしてマンリーからもギフトを手渡し
て、それぞれに感謝の気持ちを表現。日豪の生徒
同士も活発に談笑し、写真を撮り、大いに楽しみ
ました。

関係者のみなさん、今日はたいへんお世話になり
ました。この場を借りてお礼を申し上げます。あ
りがとうございました。

明日は東京都港区の聖アンデレ教会で、ビッグ・
ウィング・ジャズオーケストラと共演です。



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【MANLY NEWS】教会にJAZZが来た! 2009.1.18

<聖アンデレ教会>
東京の名門社会人ビッグバンド「ビッグ・ウィン
グ・ジャズ・オーケストラ」は、マンリーとつな
がりの深いバンドです。1989年以来5回も渡豪し、
マンリー・ジャズ・フェスティバルに出演。日豪
の親善交流を続けています。

一昨年(2007年)秋はマンリー・セレクティブ・
キャンパス(MSC)を訪問して、ジャズ・アンサン
ブルと共演もしています。

ですから、今回MSCの来日を迎えるにあたり早い段
階から準備に着手。ビッグ・ウィングが毎年コン
サートを行なっている東京都港区の聖アンデレ教
会(立教大学などと同じく日本聖公会の教会)の
ご協力もあおぎながら、心のこもったもてなしを
計画してくださいました。

まず、教会のホール(集会所)でお昼をごちそう
になりました。「ミネストローネとパン」もしく
は「カレーライス」のどちらかを選べます。多く
の生徒が日本のカレーに挑戦、けっこう口にあっ
たようでした。

第1部 
マンリー・セレクティブ・キャンパス
ジャズアンサンブル
 Ease On In
 Where's Matilda
 The Rhythm Is Right Tonight
 Shoalhaven Sunrise
 Pitt Street
 Moving On
 Hello
 The First Circle

第2部
ビッグ・ウィング・ジャズ・オーケストラ
with 竹下ユキ
 American Patrol
 Softly As In A Morning Sunrise
 A Flower Is A Lovesome Thing
 Over The Rainbow
 God Bless The Child
 Duet
 Somewhere
 Something's Coming
 Two Franks
 The Jitterbug Waltz
 合同演奏:Recycled Blues

お客さんにもたくさん来ていただき、どちらの演
奏もたいへん盛り上がりました。十字架にかけら
れたイエス・キリストが上から見守る教会で聞く
ジャズは独特の雰囲気です。

イギリスからアメリカを経て日本へ伝わった聖公
会の教会で、アメリカをルーツとするジャズを、
オーストラリアと日本のバンドが奏でるという、
まことにインターナショナルな演奏会でもありま
した。

演奏終了後、ホールで夕食を兼ねた打ち上げ。ピ
ザ、グラタン、ハンバーグ、お寿司などのごちそ
うが並びます。ビッグ・ウィングとMSCは再会を喜
び、さらに友好を深めました。

聖アンデレ教会さんとビッグ・ウィングのみなさ
んの善意に支えられて、今日の素晴らしい公演が
実現しました。愛情に満ちた手作りのイベントに
MSCのメンバーも感激しきりでした。ありがとうご
ざいました。

明日はフリーデイです。



【MANLY NEWS】東京フリー 2009.1.19
今日は東京ではフリーデイ。マンリーの生徒は思
い思いに東京を楽しみました。

圧倒的に人気があったのは原宿散策のようです。
秋葉原へ行った人もあり、相撲を見た人も。


<余談>
マンリーが宿泊しているのは池袋のサンシャイン
シティ・プリンスホテル。これを中国語にすると
「太陽城王子大飯店」になるみたいです。うそだ
と思う人はこちらをどうぞ♪


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【MANLY NEWS】夢と魔法の王国 2009.1.20

<東京ディズニーランド>
今日は東京ディズニーランドでの演奏。会場はア
ドベンチャーランドにあるシアターオーリンズと
いう野外劇場です。

●ウインドアンサンブル
 The Man From Snowy River
 Proud
●ジャズアンサンブル
 Sir Duke
 Recycled Blues
●ウインドアンサンブル
 Explosive

気品あふれる制服に身を包み、マンリー・セレク
ティブ・キャンパスは熱のこもった演奏。日の射
さない寒い平日の午前10時にもかかわらず、けっ
こうたくさんのお客さんが聞きに来てくださいま
した。

演奏後は解散して、思う存分ディズニーランドを
満喫しました。

ちなみに私は、イーストサイド・カフェでメカジ
キのグリルなどをいただいたあと、プーさんのハ
ニーハント、ロジャーラビットのカートゥーンス
ピンなど、行ったことのないライドに挑戦。ワン
マンズ・ドリームIIというミュージカルショウも
楽しみました。もちろんしめくくりはエレクトリ
カルパレード!

マンリーのツアーも明日から後半戦。いよいよ東
京を離れ、京都へ向かいます。


<余談>
シドニーで買ったティーツリーオイル(tee tree
oil)をふだんから愛用していますが、このツアー
でも大活躍です。

オーストラリアに自生するティーツリーの葉を蒸
留した100%天然のエッセンシャルオイル(精油)
で、強力な殺菌性と消毒作用があります。

先住民族アボリジニに伝わる万能薬として知られ
ていて、現在もオーストラリアの家庭用救急キッ
トとして普及しているとか。

うがい薬によし、鼻づまりによし、虫さされによ
し、傷口へ軟膏代わりに塗るもよし、衣類のシミ
抜きによし、入浴剤として使うもよし、もちろん
アロマテラピーもできます。リップクリーム代わ
りにも使ってみています。

オーストラリア産の高純度のものを一本買ったの
で重宝しています。このオイルのおかげでツアー
中はホテルの部屋はスッキリした香りです。

感染症予防にも効果があるそうで、インフルエン
ザが流行しているこの時期ですから、「アボリジ
ニの秘薬」の効果に期待しています。ウィルスに
は効かないのかな。



【MANLY NEWS】京都へ 2009.1.21

<新幹線の旅>
サンシャインシティ・ブリンスホテル(太陽城王
子大飯店 - いいなあこの名前!)に6泊滞在したマ
ンリー・セレクティブ・キャンパス一行は、荷物
をトラックで京都へ送り、東京駅から新幹線で西
をめざします。

京都からはバスで滋賀県高島市へ。明日演奏会を
行なうガリバーホールでリハーサルをするためで
す。共演相手の高島高校吹奏楽部から打楽器類を
運び、ステージ上で合同曲「ワルツィング・マチ
ルダ」の練習も行ないました。これで明日の備え
は万全です。

高島からバスで京都へ戻り、ホテルにチェックイ
ン。遅めの夕食をとりました。雨の京都は風情が
ありますね。


<保護者からの手紙>
今回のツアーは、ワールド・プロジェクト南太平
洋支社(シドニー)がマンリー側との窓口を、日
本支社(東京)が日本各地のイベントや楽団との
交渉を担当しました。

ツアーに同行している先生や保護者の方が、オー
ストラリアへ旅のようすを報告し、ブログで公開
しておられます。

以下は、オーストラリアでそれらの報告を受けて
おられるNicさんという保護者が、当社のCrisへ
向けて書いてくださったメールです。大意翻訳を
添えました。


***(引用ここから)***

Hi Chris,
One of the tour parents suggested you might
like to hear how the Manly Band Japan tour is
going. You can view the travel weblog which
is being updated with news as we get it:

 クリスさん
 ツアーに同行している保護者から、マンリーの
 日本ツアーのようすをあなたに教えてあげたら
 どうかと言われました。最新の情報は以下の旅
 日記で見ることができます。 

旅の日記

I am very pleased to report that the tour is,
by any measure, absolutely fantastic.

 たいへん喜ばしいことに、ツアーはいかなる尺
 度で計っても、ものすごく素晴らしいです。

All feedback is very positive - the tour
guide is terrific, the arrangements have all gone without a hitch, the venues and
audiences for the performances have been
wonderful, and the arranged cultural
exchanges (university and church) have been
delightful.

 すべての感想がポジティブなものです。ツアー
 ガイドは最高だし、手配に万事漏れはないし、
 演奏会場も聴衆も素晴らしいし、用意しても 
 らった文化交流(大学と教会)も楽しいもの
 でした。

Apparently the Tokyo hotel is very well
situated for the group, with food, shops and
amenities all very close.

 東京で滞在したホテルは、まったく私たちのグ
 ループにぴったりのものでした。食事も、店も
 娯楽もすぐそばにあったし。

So, from a parent of a tour member, I would
like to say "Thank You" for organising a
fabulous tour.

 ですから、ツアーメンバーの保護者の一人とし
 て、お礼を申し上げたいです。このような素敵
 なツアーを用意してくださってありがとうござ
 いました。

Regards,
Nic Townsend

 敬具
 ニック・タウンセンド

***(引用ここまで)***


手紙の中に出てくる「ツアーガイド」とは、私の
ことではなくて、いつも私のツアーで添乗をお願
いしている山中晴美さんのことです。プロ中のプ
ロとはこの人のことでしょう。あるツアーのとき
は、グループのリーダーから「東洋の真珠」とま
で絶賛された、超一流ツアーマネージャーです。


前掲のブログには、旅に同行しておられる保護者
のSallyさんが、八王子での演奏会についてこんな
文章を載せておられます。


***(引用ここから)***

Yesterday was fabulous.  Big New Year concert
for that area out of Tokyo.

 きのう(黒坂註:1月17日)はすごい日でした。
 大きなニューイヤーコンサートが東京郊外で開
 かれたのです。

2 excellent school bands singing, dancing,
playing extravaganza.

 二団体の上手な学校バンドが、歌い、踊り、壮
 麗なショウを繰り広げました。

Huge audience 1500+ in great auditorium.

 すばらしいホールで、お客さんも1500人を超
 えていました。(中略)

After concert mingled with students very
well, lots of laughing, singing, photos,
gifts etc. Terrific to see.

 演奏終了後、生徒たちは交流を楽しみました。
 たくさんの笑いと、歌と、写真と、ギフト。
 見ていてとても楽しかったです。

***(引用ここまで)***


明日は、高島市ガリバーホールで演奏です。



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【MANLY NEWS】琵琶湖畔にて 2009.1.22

<ガリバーホール>
今日の演奏会は、滋賀県高島市の琵琶湖畔にある
ガリバーホールです。

高島と親交のあるアイルランドの自然環境や陽気
さ、親しみやすさをモチーフに、このユニークな
建物は設計されているとか。童話の世界を訪れた
気分にさせてくれる愛らしいデザインです。

音楽ホールとしても高度な機能を有しています。
バルコニー席を含め500席。音響が美しく、客席も
快適な空間となっています。

本番前に、ガリバーホールさん主催の日豪国際交
流パーティーが開催されました。オードブルやサ
ンドイッチをつまみながら、高島高校とマンリー
の生徒が語り合い、ギフトを交換しました。


第1部 高島高校吹奏楽部
 1.Crest of Nobility
 2.千の風になって
 3.故郷によるパラフレーズ

第2部 マンリー・セレクティブ・キャンパス
ウインドアンサンブル
 1.Huapango
 2.Children's March
 3.Moreton Bay
 4.Fantasy on A Japanese Folk Song
 5.The Man from Snowy River
 6.Explosive
ジャズアンサンブル
 1.Pitt Street
 2.The Rhythm Is Right Tonight
 3.Sir Duke
 4.Hello
 5.First Circle

第3部 合同演奏
 ワルツィング・マチルダ


高島高校のていねいで心のこもった演奏から始ま
りました。親しみやすい選曲もあって、会場はよ
い雰囲気に包まれます。

続いてマンリーがたっぷりと演奏します。日本の
曲が素材の「Fantasy on A Japanese Folk Song」
の響きが日豪の親交を深めてくれます。

フィナーレは両楽団合同による「ワルツィング・
マチルダ」の演奏。オーストラリアと日本の関係
がますます発展するようにとの祈りをこめて。

明日は京都観光、明後日は京都フリーデイです。



【MANLY NEWS】冬の京 2009.1.23

<京都に遊ぶ>
今日のマンリーは京都観光です。午前中は金閣寺
を訪問しました。ツアーマネージャーの山中さん
は和服で登場。マンリーのみんなに大好評です。

冬の京都は久しぶりです。いつもしている夏の観
光とは、空気も、景色も、体調も、気分も、まっ
たく違いますね。気持ちよく快適な散策です。

第二の訪問地は清水寺。ここで昼食を兼ねてしば
らく自由行動です。清水さんの急な坂道も、この
季節ならラクチンです。

つづいて京都ハンディクラフトセンターでお土産
物をショッピングです。店を出るときに福引きの
ガラガラを回して、3000円分の商品券が当たった
子もいました。彼は明日また、ここへ来て買い物
をするそうです。おめでとう〜♪

半日かけて京都の町をざっと見て回り、明日の自
由行動の下見を兼ねた観光となりました。もちろ
ん今日も、みんなたくさんの買い物をしましたけ
れども◎



【MANLY NEWS】京都でフリー 2009.1.24

<自由行動>
これまで(20年間)のツアーで、やりたくても
なかなかできなかったのが京都のフリータイム。
そのつど事情はさまざまでしたが、とにかく一度
も実現していないと思います。マンリー・セレク
ティブ・キャンパスは、幸運にも京都で丸一日、
自由行動の時間を取ることができました。

私は毎年京都に来てはいますけれども、いつもグ
ループと一緒に同じコースをまわるので、京都の
地理がいまだによくわからない。そこで自由時間
を使って、これまで行ったことがないところを歩
いてみることにしました。

まず日本最大の禅寺「妙心寺」を訪ねました。JR
嵯峨野線で花園駅へ。そこから少し歩くと、この
「妙なる心の」お寺に着きます。

塔頭(たっちゅう)という言葉をご存知でしょう
か。辞書を引くとこうあります。「一山内にある
小寺院。本寺に属する寺院。支院(子院あるいは
枝院とも)。

妙心寺には46の塔頭があり、多くの重要文化財や
史跡名勝指定の庭園や寺宝が保存されているそう
です。

なかでも1404年に建立された退蔵院(たいぞうい
ん)は、狩野元信の築庭による庭園と国宝「瓢鮎
図(ひょうねんず)」で有名です。…って、私は
今日まで知らなかったんですけどね。

46もの小寺院が集まる境内はまるで「仏教テーマ
パーク」です。支院と支院をつなぐ小道は、実社
会から隔てられていて、ディズニーリゾートと共
通する別世界感にあふれています。

ひとつひとつのお寺にアトラクションを設けて、
一日かけてめぐるようなツアー企画はおもしろい
だろうな。人気の塔頭には「FAST PASS」を用意
して…、などと不謹慎なプランニングをしなが
ら、ひとり妙心寺をそぞろ歩くのでありました。

ところで、妙心寺内の塔頭のひとつ「如是院」で
は、ヨーガと座禅体験のワークショップが開催さ
れているようです。


 Heart & Body BALANCE YOGA
 Feel Better ZAZEN

 ヨーガで心と体のバランスをとりもどし
 座禅の爽快さを味わう
 音、香り、光とひとつになって
 変わる自分を感じませんか


なんだ、私のプランニングもあながち不謹慎では
なかったみたいですね。

さて、妙心寺北門前の停留所から京都駅行きのバ
スに乗り、四条烏丸(しじょう・からすま)で下
車。つぎは京都市の繁華街を歩きたおすことにし
ました。

大丸百貨店横の東洞院通(ひがしのとういんどお
り)を入り、スターバックスの角を右折すると、
そこは錦市場(にしきいちば)。魚や京野菜など
生鮮食材や、乾物、漬物、おばんざい(京言葉で
惣菜の意)などを商う専門店市場です。

400年の歴史を持ち、京都市民からは「にしき」
という愛称で親しまれている。京の台所としてあ
るいは観光名所としてにぎわっています。実際、
のんびりとお店をひやかしながら歩くだけで楽し
くなれる活気あふれる市場です。

錦市場を東へ歩くと、「寺町京極」「新京極」と
いう、南北に走る2本の商店街に突き当たります。
三条通から四条通までと比較的短い商店街ですの
で、どちらも端から端まで歩いてみました。

そのあと、気の利いた飲食店がいくつかある麩屋
町通(ふやちょうどおり)を北へ向かって御池通
(おいけどおり)まで歩き、隣の富小路通(とみ
のこうじどおり)を南へ。ふたたび錦市場に戻っ
たので、これを西へ。大丸の裏から四条通へ出ま
した。

さらに四条烏丸から京都駅までもくもくと歩き続
け、私たちが宿泊する新・都ホテルに帰ってきま
した。いやあ、けっこう歩きましたね。おかげで
四条あたりの地理に、ちょいとくわしくなりまし
た◎


明日はマンリー・セレクティブ・キャンパス日本
ツアーの最終公演。京都会館で「京都ビッグバン
ド・フェスティバル」に出演です☆



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【MANLY NEWS】京都会館 2009.1.25

<京都ビッグ・バンド・フェスティバル>
マンリー・セレクティブ・キャンパスの日本最終
公演は、京都会館で行なわれる「第33回京都ビッ
グ・バンド・フェスティバル」。名前だけ聞くと
ジャズの演奏会のようですが、吹奏楽の祭典なん
です。「大きなバンドフェスティバル」という意
味なんだとか。

京都市および財団法人京都市芸術文化協会の主催
で、京都府吹奏楽連盟が協賛する文字通り大きな
イベントです。今年の出演団体は以下の通り。


1.京都市私立幼稚園協会(ふたば幼稚園)
2.京都市鼓笛バンド研究会
3.マンリー・セレクティブ・キャンパス
 - Exploseive
 - Huapango
 - The Man from Snowy River
4.京都府職域・一般吹奏楽連盟合同バンド
5.京都府中学校吹奏楽連盟選抜バンド
6.京都府高等学校吹奏楽連盟選抜バンド
7.京都府大学吹奏楽連盟有志バンド
8.京都ディレクターズ・バンド
 - カーニバルのマーチ
 - ジャパニーズ・グラフィティXII
 - 崖の上のポニョ


ディレクターズバンドには、京都の吹奏楽指導者
に混じって、マンリーからMark(btb)、Craig
(fl)、Tim(tp)、Garran(cl)の4名の先生も
参加しました。

今回のツアー中、東大、片倉高校、八王子高校な
が演奏した「崖の上のポニョ」。マンリーのみん
なも好んで口ずさんでいます。今日はまず京都市
鼓笛バンド研究会が、そして最後にディレクター
ズ・バンドも「ポニョ」を演奏しました。

マンリーの先生方は、ツアーの最後にいよいよこ
の大ヒット曲を演奏したわけです。もちろん大喜
びでした。楽譜を買ってオーストラリアでも演奏
するそうです☆

平松久司先生(全日本吹奏楽連盟理事長)は、も
とは京都の連盟理事長でした。今回のマンリーの
ツアーでは、今日のイベントはもとより、八王子
のふれ愛コンサートへの出演についてもご支援い
ただき、たいへんお世話になりました。この場を
お借りしてお礼申し上げます。

その平松先生は、今日のフェスティバルを「聞き
に」こられたはずが、いつのまにかステージに乗
せられて、ディレクターズ・バンドでトランペッ
トまで吹くはめに。「京都の連中は人使いが荒い
んや」と笑っておられましたが。


 余談ですが、平松先生は京都橘女子高等学校
 (現・橘高等学校)マーチングバンドの指導
 を長くしておられました。1996年のアトラン
 タ・オリンピック関連イベントのツアーで、
 橘女子のバンドとご一緒したことがご縁とな
 り、その後もなにかとお世話になっています。


京都ビッグ・バンド・フェスティバルでの演奏を
終えたマンリー・セレクティブ・キャンパスは、
ツアーを打ち上げるフェアウェル・パーティーに
向かいました。

パーティー会場は京都市伏見区にある地球バイキ
ング「アロアロ」。うーん、地球バイキングとは
ネーミングがただものではない。今夜は貸し切り
で、食べ放題飲み放題(ソフトドリンクですけど
ね)です。

手作り感あふれるおいしい食事がずらりと並び、
どこかのホームパーティーにお呼ばれしたような
雰囲気です。オリーブ入りポテトサラダ、牛スジ
のカレー、野菜コロッケなどが美味。スイーツも
充実していて満腹、満足、幸福!

こうして約2週間におよんだマンリー・セレクティ
ブ・キャンパスの日本公演ツアーは、大成功のう
ちに終えることができました。

数えきれないほどの人たちの善意と努力に支えら
れたおかげで、日本という国に好印象を持っても
らえたようです。また、マンリーと交流した日本
の若者たちも(若くない者たちも!)、オースト
ラリアのすばらしさ(の一端)にふれていただけ
たのではないでしょうか。

関係者すべての方のお名前をあげることはできま
せんけれどもあらためてお礼申し上げます。本当
にありがとうございました。

マンリーの一行は、明日、関西空港からシドニー
へ向かいます。

了。


【マンリーからの礼状】
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投稿者 kurosaka : 2009年1月27日