ボディ・ワークの入門書
●人生、ゆるむが勝ち
●オフィスでもできる らくちんヨーガ
●だれでも「達人」になれる! ゆる体操の極意
筋力トレーニングをすれば筋肉や骨が強くなる。
呼吸法の鍛錬を積めば、それにかかわる筋肉、
内蔵、自律神経、脳機能が強くなる。
一日三時間くらい平気で呼吸法トレーニングを
続けられるほど脳と体幹部を強くしたうえで、
ピアノと呼吸法を組み合わせて練習した例など、
興味深い話題が紹介されています。
●「ゆる」スポーツ・トレーニング革命
--ウェイトトレーニングはもういらない!?
<ゆるむことの効果>
鹿児島県に国立鹿屋(かのや)体育大学という
学校があります。ここの女子バスケットボール
部は、体系的な「脱力」トレーニングを取り入
れて、めざましい成果をあげています。
1999年までは、全国ベスト16の壁をどうしても
破れなかったそうです。そこで、ゆる体操を中
心とした脱力トレーニングを導入。
成果は翌年からすぐにあらわれました。
2000年 全日本学生選手権で6位。
2003年 4位。
2004年 3位。
そして、2005年4月の日本女子学生選抜バスケット
ボール大会では優勝してしまったのです。
<総練習量の50%が脱力トレーニング>
ウエイトトレーニングをまったくやらず、ひたす
ら身体をゆるめ続ける練習を繰り返して成し遂げ
た結果です。
このバスケ部の練習は、1日に3時間。そのうちの
半分(1.5時間)を脱力トレーニングにあて、残り
の1.5時間をバスケットボールの練習にあてるそう
です。総練習量の50%をゆるむことに使う。この
大胆な時間配分が成果をあげたことは、トレーニ
ングのあり方についてさまざまな示唆を与えてく
れます。
楽器練習にもこの方法は使えそうです♪
●身体の仕組みがよくわかるからだマップ
身体の仕組みはおもしろい。わければわかるほど
よくできてるなあ、と感動を覚えます。
●身体感覚を取り戻す--腰・ハラ文化の再生
今をときめくベストセラー作家・斎藤孝氏の出世作とも
いえる名著。一般には「声に出して読みたい日本語」で
知られるようになった斎藤氏ですけれども、本書のほう
が数段内容が濃いと思います。
●ナチュラルハイ--わたしを超えるわたし
アルコール、タバコ、薬物、セックス産業、ギャンブル
などに依存しなくても「ハイ」になる方法はある。「ハ
イ」の経験が健康増進や疾病治癒につながったり、精神
の成長に役立つような「ハイ」。それを総称して著者は
「ナチュラルハイ」と呼んでいる。
本書はナチュラルハイのガイドブックとして、基礎的な
理論とたくさんの方法を紹介してくれる。今の自分を超
えたいと思ったとき、すぐれた指針となるだろう。
●背骨のゆがみは万病のもと--やさしい西式健康法
脊椎の開発は、津村喬氏の「背骨ゆらし」や禅密気功の
「築基功」、運動科学総合研究所の「ゆる体操」などに
おいて重視されている。
また西式健康法の六大法則も「金魚運動」「背腹運動」
など、脊柱を刺激する運動が中心となっている。
本書の著者である甲田光雄氏は断食や少食療法で著名な
医師だが、西式健康法の実践者、教育者としても臨床実
績を重ねておられる。
背骨を開発すること。これが現代人にとっていかに重要
な課題であるか、本書はやさしく解き明かしてくれる。
●スーパーボディを読む
--ジョーダン、ウッズ、玉三郎の「胴体力」
マイケル・ジョーダン、タイガー・ウッズ、坂東
玉三郎ら、身体表現のプロに共通する「胴体力」
を伊藤式体操の理論と実践方法で解説。
1.伸ばす・縮める
2.丸める・反る
3.捻る
の三種の動きを磨くことで 、身体の不調が改善
され、敏捷性、しなやかさ、パワーが強化される。
これは、禅密気功の基本で習う「擺動(ばいどう
=左右の動き)」「蛹動(ようどう=前後の動き)」
「捻動(にゅうどう)」に相当すると考えられる。
●癒しを生きた人々
--近代知のオルタナティブ
明治後期から昭和前期に大流行した「癒し」の
思想と実践を探り、現代との連続性を指摘。岡田
式静坐法、大本、森田療法、マクロビオティック、
野口整体などを紹介する。
●ボリウッド・ワークアウト
~インド映画のヒロインになって踊ろう! [DVD]
出演:板倉リサ