ワールド・プロジェクト・ジャパン  〜 合奏音楽のための国際教育プロダクション 〜


シェップの風を浴びて

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ボブ・シェパード2017

到着 2017.4.21
八戸1日目 2017.4.22
八戸2日目 2017.4.23
The 3 Tenors 2017.4.24
さくらんぼ 2017.4.25
明治大学BSSO 2017.4.26
石森管楽器 2017.4.27
名古屋RSJO 2017.4.29
静岡SHO 2017.4.30
野口茜トリオ 2017.5.2
もっきりや 2017.5.3
富山FHJO 2017.5.4
移動日 2017.5.5
広島HBJO 2017.5.6
大阪1日目 2017.5.7
大阪2日目 2017.5.8
プロフィール







到着 2017.4.21

JAL便で成田空港に付いたボブは、石森楽器製(Wood Stone)テナーサックスを方に下げてさっそうとロビーに姿を現わしました。元気です。ほかにもソプラノサックスとフルートを持ってきています。

魚も好き、酒も好き、温泉も、マッサージも、日本文化大好きなボブ・シェパード。3週間の日本ツアーが始まります。

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photo by Bob Sheppard






八戸1日目 2017.4.22

朝7:30に赤坂のホテルをチェックアウトし、タクシーで東京駅へ。東北新幹線はやぶさ号で八戸をめざします。

八戸の駅にはWild Wind Big Bandの窪田さん、冨田さんが迎えに出てくださいました。

Wild Wind Big Bandは青森県八戸市で活動するビッグバンド。ジャズ、ラテン、フュージョンなどを演奏し、春の共演も2014年のウィリー・ムリヨ、2015年サル・ロザーノ、2016年ルイス・ボニーヤに続いて4回目です。

八戸は桜が満開。ただ気温が低くて寒いので、屋外での花見はあきらめ、八戸市公会堂のロビーにテーブルを広げ、WWBBのメンバーと超豪華お花見弁当をいただきました。

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つづいてバンドと合わせのリハーサル。そしてホテルへチェックインして一休みです。

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第1部:WWBBのみの演奏

第2部:WWBB with Bob Sheppard
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1.Honky Tonk Woman
2.Just in Time
3.More Than You Know
4.Hit The Ground Running
5.ソロ
6.Satisfaction

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アンコール
7.Zoot
8.When You Wish Upon A Star

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ローリング・ストーンズあり、ゴードン・グッドウィンあり、スタンダードあり、ディズニーありと、いわゆるジャズの枠を超えて多彩な音楽を体験。その楽しさに満席の聴衆もどんどん引き込まれていきます。

終演後は八戸グランドホテル10FのスカイバーConstellation(星座)で打ち上げ。演奏会に差し入れとして届いた珍しいお酒の数々を、じゃんけんで分け合うゲームも恒例となりました。ボブも「最初はグー、ジャンケンポン」と参戦。残念ながらお酒はゲットできませんでしたが。

こうして楽しい八戸の夜1日目は更けてゆきました。

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八戸2日目 2017.4.23

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Wild Wind Big Bandの窪田さんと冨田さんのお招きで,海席料理処「小舟渡」にてランチョンパーティー。WWBBのボーカル美幸さん、若手メンバー2名とその友人(ボブのファン)も加わり8人でワイワイと。新鮮な海の幸にボブも感激。

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ちょっと余談を。

アカデミー賞6冠に輝いたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」のサウンドトラックにもボブは参加しているそうです。ただ、音楽的には不満が多い作品らしく、あまり満足のいく仕事ではなかったとか。ほかにもハリウッドの映画産業についてはいろいろ言いたいことがあるようで、なかなか興味深い業界ネタでした。

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天気がよかったので葦毛崎(あしげざき)展望台から海を眺め、ホロンバイルの名物ソフトクリームを味わいました。

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それから、個人的には毎春の楽しみとなっている、ウミネコの聖地「蕪島」訪問。その語源は、神を祭る場所としての神嶋(かむしま)とも、アイヌ語のカピュー(ウミネコ)とシュマ(岩場)を合わせたものとも言われます。見渡す限りウミネコの群れがミャアミャアと鳴いていて楽しい。

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いったんホテルへ戻り、私は話題の書店「八戸ブックセンター」へ。「本のまち八戸」の拠点となるこの公共施設は、昨年夏にオープンしたばかり。本を売るのではなく体験を売るという新しい書店のスタイルです。そぞろ歩くだけでも楽しいユニークな本屋さんです。

夕方からダイニングバーFLATでリハーサル。今日はコンボです。

ボブ・シェパード(ts、ss、fl)
相馬登(ds)
田中健太郎(tp)

佐々木玲子(p)
佐々木昭 憲(g)
舘 千代門(b)
羽立英士(per)
高橋敦(ts)
泉山貴子(fl)

リハ終了後、八戸屋台村みろく横丁「しおさい」にて軽く夕食。カレイ、銀ムツなどの焼き魚や絶品のシメ鯖に舌鼓を打ちました。お店には偶然、昨夜のWWBBを聞きに来てくださったギンちゃんさんも同席。生涯初のジャズコンサートを聞いて感激したのだとか。

じつはギンちゃんさん、この店の常連らしく、去年ルイス・ボニーヤと私がここで食事したときもおられたのだそうです。なんとも愉快なシンクロニシティ。

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さて、ライブです。

第1部
Ode to A Flugelhorn
What A Wondrful World
(ここでボブ登場)
Killer Joe
Wave(フルート2本のデュオをフィーチャー)
Isn't She Lovely
Pick Up The Pieces

第2部
Spain
Feel Like Makin' Love
Jeannine
Five Spot After Dark
It Never Entered My Mind
Gibraltar
アンコール
Cantaloupe Island

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4管がいろいろな組み合わせで登場し、バラエティに富んだ曲が楽しめるライブでした。ボブのサックスもフルートもキレッキレに冴えていて聴き応え満点です。

終演後は居酒屋で打ち上げ。2日間にわたった八戸公演の余韻を楽しみました。


























































Bob Sheppard ボブ・シェパード(sax, fl)

Steps Ahead、Bob Mintzer Big Band など、第一線で活躍するサックス奏者。その極めて多様かつきらびやかな経歴が、彼をジャズ、ポップ、スタジオなどあらゆる分野でのファーストコール・ミュージシャンにしている。木管楽器のスペシャリストであるボブ・シェパードは、サックス、フルート、クラリネットをいつでも自由自在に操る。シェパードは、Billy Childs EnsemblesおよびPeter Erskine trio における不動のメンバーである。彼は何年もSteely DanやBoz Scaggsとツアーし、James Taylor、Natalie Cole、Queen Latifahなどのサポートもしている。特筆すべきは、伝説的な歌手 Joni Mitchell の4枚組アルバムや2007年のグラミー作品「Shine」に参加していること。Joni Mitchell と Herbie Hancock のスタジオビデオでも演奏している。ほかにも、Freddie Hubbard、Chick Corea の Origin、Mike Stern、Randy Brecker、Horace Silver、Lyle Mays、Nat Adderly、Toshiko Akiyoshi/Tabackin Big Band などに参加。また情熱的な教育者として南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校で教鞭をとるほか、全米各地の大学へゲストクリニシャンとして招かれている。


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MACSAX社からボブ・シェパード・シグネチャーモデルのテナーサックス・マウスピースが発売されている。丸型ラージチェンバーと事実上のノーバッフルという構造で暖かく叙情的なサウンドを作り出し、どの音域でも均等なレスポンスが得られる。ボブ・シェパードはMACSAX社のマウスピースデザイン主任Eric Falconとともに「暖かくて」「大胆で」「色彩豊かな」究極のサウンドをつくり上げた。ビンテージ・オットーリンク「Slant Signature」の伝統に改良を加え、さらに柔軟性が高く、ダイナミクスレンジが広いものとなっています。極限の大音量からバラードのささやくような音色までに対応。あらゆるプレイヤーのサウンド向上に寄与する自信作とのこと。

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投稿者 kurosaka : 2017年4月21日