ワールド・プロジェクト・ジャパン  〜 合奏音楽のための国際教育プロダクション 〜


【訃報】メイナード・ファーガソン

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2006.8.25

伝説の音楽家メイナード・ファーガソン死去 
映画「ロッキー」のテーマ「Gonna Fly Now」で
知られるグラミー候補のトランペット奏者
享年78 (2006年8月24日)

ジャズ史におけるもっとも影響力のある音楽家
かつバンドリーダーの一人、ウォルター・メイ
ナード・ファーガソンが、8月23日午後8時(現
地時間)、カリフォルニア州ヴェンチュラのコ
ミュニティ・メモリアル病院で亡くなった。
78歳だった。

死因は腹部感染による腎肝機能不全。短い闘病
の後、ファーガソン氏は4人の娘(キム、リサ、
コービー、ウィルダー)にみとられて亡くなった。

友人でありマネージャーでもあるセントルイスの
スティーブ・シャンクマンや、長年ツアーマネー
ジャーをつとめたエド・サージェント、友人かつ
仲間のトランペット奏者だったアルチューロ・サ
ンドバルらと、メイナードは電話で話した。

ファーガソン氏は、ニューヨークの著名なブル
−ノート・クラブでの売切続出ライブを終えて、
最近カリフォルニアの自宅に戻っていた。

この期間、ファーガソンと彼のビッグ・バップ・
ヌーヴォー・バンドは、ニュージャージー州イン
グルウッドのベネット・スタジオにおいて、新し
いアルバムのレコーディングも行なった。

メイナード・ファーガソンは、1928年5月4日モン
トリオール生まれで、13歳の時にカナダ放送局
管弦楽団のフィーチャード・ソロイストとして
デビューを飾った。

彼は1940年代の偉大なビッグバンド・リーダーた
ち、カウント・ベイシー、デューク・エリントン、
ディジー・ガレスピー、チャーリー・バーネット、
トミー・ドーシー、スタン・ケントンなどと共演
した。

1945年、17歳の時に、ファーガソンは自身のビッ
グバンドのリーダーとなった。

この78歳の音楽的天才は、60作を越えるアルバム
を録音し、数多くの栄誉と賞を与えられ、
「Gonna Fly Now」ではグラミー賞にノミネート
された。

2005年、ファーガソンはカナダでもっとも権威あ
る市民栄誉である「Order of Canada」を、エイ
ドリエン・クラークソン名誉総督から与えられた。

これらの栄誉に加えて、ファーガソンはダウンビ
ート誌から、誉れ高い「ダウンビート賞」も与え
られている。

ザ・ボス(ファーガソンの愛称)は、何十年も満
員の会場で演奏し続けてきた。

最近のDVD「ライブ・アット・ザ・トップ」には、
彼のもっとも記憶に残るべき演奏のひとつが収め
られている。このコンサートは、ニューヨークの
ロチェスターにあるプラザホテルで1975年に開催
されたもので、ファーガソンはスタン・マーク、
アーニー・ガーサイド、ブルース・ジョンストン
など、彼の音楽の開拓者と呼べるサイドメンバー
とともに演奏している。

ごく最近は、ファーガソンとビッグ・バップ・ヌ
ーヴォー・バンドは、アメリカ国内を演奏するこ
とが多かった。

彼は9月半ばに東京から始まる秋の日本ツアーの準
備をしていた。また、来年1月にはタイ国王の80歳
の誕生日での演奏にも招待されていた。

ファーガソン氏の遺体は、彼のホームタウンであ
るカリフォルニア州オーハイにおいて荼毘に付さ
れる。

記念寄金は、セントルイス州ミズーリにあるメイ
ナード・ファーガソン・ミュージック・スカラー
シップ基金で受け付ける。これはスティーブ・
シャンクマンが、メイナードの75歳の誕生日を
祝って設立したものである。

シャンクマン氏とファーガソン家は、セントルイ
スにおいてメモリアル・コンサートを計画中であ
る。そこでは、彼のバンドのOBや、ファーガソン
が60年以上におよぶ経歴の中で共演した友人たち
をフィーチャーする予定である。

ファーガソン氏の最新の、そして最後のレコー
ディングは、今年後半にリリースされる。メイナ
ード・ファーガソンの人生の遺作として。

***

●ジャズキャンプも中止されます

メイナード・ファーガソン逝去を受けて、
菅平キャンプ、知立公演、高知公演、
倉敷公演のすべてが中止されます。

関係者、ファンのみなさまにはご迷惑を
おかけして申し訳ございません。諸事情
ご賢察のうえ、ご理解とご協力をよろしく
お願いいたします。

【菅平キャンプへお申し込みのみなさまへ】
  キャンプ中止にともなう払い戻し
  手続きについて、一両日中にご連絡
  差し上げます。ご迷惑をおかけして
  申し訳ございません。

【知立・高知・倉敷のチケットを購入された方へ】
  チケットの払い戻し手続きについては、
  各公演主催者までお問い合わせください。
  ご迷惑をおかけして申し訳ございません。


取り急ぎご報告まで。

ワールド・プロジェクト・ジャパン
代表 黒坂洋介


***

ハイノートの神
メイナード・ファーガソン
とすごす濃密な二日間!!


 ジャズの生きた伝説メイナード・ファーガソン
 と身近に接する夢のようなジャズ・キャンプ。
 それが「グレートハンズ・ジャズキャンプ・
 イン菅平」です。




   ■□■□■□■□■□■□■□■
   お一人での参加も大歓迎です!
   現地には仲間がいっぱいです◎
   ■□■□■□■□■□■□■□■




メイナード・ファーガソン

※画像をクリックすると拡大して読めます。
キャンプ概要

参加申込書(これをプリントアウトして下さい)参加申込書



信濃.jpg
2006年7月27日信濃毎日新聞


2006年9月16日(土)〜17日(日)の両日、
信州菅平高原の施設ゾンタックを利用して、
ユニークなジャズキャンプ(合宿)が
開催されます。

【グレートハンズ・ジャズキャンプ・イン菅平】
主催:ワールド・プロジェクト・ジャパン
   http://www.wpjapan.com/
協賛:プチホテル・ゾンタック
   http://www.ojas.co.jp/sonntag/
協力:The Brass Connection
   http://b-connection.jmfi.com/

【講師&ゲスト】
メイナード・ファーガソンと彼のビッグバンド
Maynard Ferguson's Big Bop Nouveau Band

 Maynard Ferguson - Leader
 Mike Dubaniewicz - Alto Sax
 Chip McNeill- Tenor Sax
 Denis DiBlasio- Bari Sax
 Patrick Hession- Trumpet
 Serafin Aguilar- Trumpet
 Michael Manthey- Trumpet
 Steve Wiest- Trombone
 Jeff Lashway- Piano
 Brian Mulholland- Bass
 Stockton Helbing- Musical Director / Drums
 Mike Freeland- Sound Engineer

【モデルバンド】
●MFトリビュートバンド
 http://www7.plala.or.jp/tp/mf/
●ライトハート・サウンド・オーケストラ
 http://www.linkclub.or.jp/~maynard/lhso.html

【協力】
●MF研究家 堤豊氏(MF&EMマニア隊長さん)
 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=415513
●ブラスエデュケーター 杉山正氏(drill#20さん)
 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=922930
 


さあ、ブラス・セクションで、あるいは個人で、
このキャンプへ参加してみませんか? 

新たな「伝説」を一緒に作りましょう!



MF_タイトル

メイナード・ファーガソン

「ジャズの生きた伝説」の異名を持つ、世界でもっとも偉大なトランペット奏者の一人。

1928年5月、カナダに生まれる。バイオリニストの母親の薫陶を受け、4歳でピアノとバイオリンを始め、9歳でケベックのフランス音楽院に入学。

その天賦の才能は、11歳でカナダ放送交響楽団と共演し、神童と呼ばれたときから発揮されている。16歳でジャズバンドを結成。1950年代には チャーリー・バーネット、トミードーシー、そしてスタン・ケントンといった著名なビッグバンドを渡り歩く。彼のトランペットはジャズ界に高らかに響き渡った。

成層圏を突き抜けると称されるほどのハイノートが有名な彼だが、 1955年にはレナード・バーンスタイン指揮のニューヨーク・フィルと共演。「マッカーサー・ パーク」のリメイクは1970年代にヒット。「ロッキーのテーマ Gonna Fly Now」はポップチャートにベスト10入りし、ゴールドディスクを獲得。1978年のグラミ −賞にノミネートされるなど、ジャズ史上かつてない偉業を成し遂げた。

彼の初期のバンドからは、チック・コリア、ボブ・ジェームズ、ビル・ チェイスなど、多くのミュージシャンが巣立っている。近年は自己の「ビッグ・バップ・ ヌーボー・バンド」とともに、世界各地のフェスティバル、コンサートホール、ジャズクラブ、大学での演奏に出演している。

ファーガソン語録。「私はつねに変化し続ける人間だ。自分の芸術性や創造性にはいつも忠実でありたい。そうした行動こそが"ジャズ"という言葉の意味するもの、冒険なんだ」。

今回の来日は、1998年のモントルー・ジャズ・フェスティバル・イン・ジャパンから実に8年ぶり。ますます冴え渡るハイノートと、タイトなバンドサウンドは全国のファンを魅了するに違いない。

【プロフィール監修】 
堤 豊(メイナード・ファーガソン研究家)

投稿者 kurosaka : 2006年3月14日